2015年12月15日火曜日

熊本市東区・あづまラーメン・あづまラーメン

あづまラーメン・「あづまラーメン」 = あづまラーメン =

 「あづまラーメン」
  450円

 価格の満足度:★★★★★
 麺の満足度 :★★★★☆
 スープ満足度:★★☆☆☆
 具の満足度 :★★★☆☆
 総合    :★★★☆☆

 国道57号線東パイパスの熊本インターチェンジ出入口近くにある、ドライブイン的な雰囲気があるお店です。『太一商店』を後にして、せっかくこのエリアまで来たついでにもう一軒、トラッドな豚骨ラーメンを看板に掲げているこのお店にも足を運んでみました。

 トラックが出入りする倉庫風の建物前の敷地にあるという、ロケーションのせいかもしれませんが、玄関を入ると、作業服姿の皆さんが食事をしている姿がチラホチ見えます。厨房に面したカウンター席と、ビニールクロス張りの向かい合った長椅子の間にテーブル、さらには畳敷きの小上りというレイアウトも、壁に張り出された色紙や照明器具も、昭和の時代を感じさせてくれるレトロな雰囲気。

あづまラーメン・メニュー メニューも負けじと、ラーメン類とチャンポンに、カレーと中華丼、焼き飯、ホルモン、餃子と並らび、大衆食堂の雰囲気は申し分ありません。しかも屋号を冠した『あづまラーメン』は450円という安さ。350円の『半ラーメン』もあり、極太麺200グラム+野菜増量の太一商店の後、まだ胃袋が消化中のところだったので半ラーメンかな?とは思いつつも、『あづまラーメン』にしました。

あづまラーメン・壁に貼られた色紙 壁の色紙をよく見ると、かのマラソンランナー増田明美選手のものもあり、インター近くということもあって立ち寄る客層は幅広いのかもしれませんが、普段はトラック運転手やタクシードライバーが好んで立ち寄りそうな感じがします。テーブルごとにティッシュボックスが備え付けられ、ドリンク・バーもあり、サービス精神はなかなかの様子です。

 数分後に『あづまラーメン』が登場。マー油が黒々と浮いたスープは、イカスミか、はたまは富山ブラックか・・・と思わせてくれますが、ここはれっきとした豚骨ラーメン。味玉子半分に刻みキクラゲ、チャーシューに刻みネギ、焼き海苔1/8サイズというトッピング構成は熊本ラーメンの王道をゆきます。

あづまラーメン・店内 さて、スープは調味料系の平板・無難な味がして、いささか期待はずれ。よく言えばあっさりとした感じですが、まろやかというのではなく、物足りなさが先に来ました。麺はしっかりコシもある、色白でストレート系中細の熊本ラーメン。茹で加減が柔らか過ぎることはなくいい感じなので、スープがますます残念です。チャーシューには若干パサつき感がありますが、お値段を考えれば贅沢は申しません(^^;。やや小さめの一切れですが、存在感はありました。

 全体として、何といってもお値段の安さはうれしいラーメン。『赤組』の390円には及びないものの、700円超えが当たり前になりつつある昨今の“こだわり”系ラーメン店の価格設定に比べると、大衆食堂の面目躍如といったところでしょうか。スープの残念さを価格でカバーして、総合は平均的なところで★3つですが、気持ちは★3つ半くらいです。

所在地住所:熊本市東区御領8丁目10-97
電話 番号:096-380-2828
営業 時間:10:30~21:30(材料なくなり次第閉店)
店 休 日:不定休(年末年始休み)
サ イ ト:http://www.adumara-men.com/

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