= 劉 =
チャーシュー麺 780円
価格の満足度:★★☆☆☆
麺の満足度 :★★★☆☆
スープ満足度:★★★★★
具の満足度 :★★☆☆☆
総合 :★★★☆☆
通称『第二空港線』と九州自動車道が交差する益城熊本空港ICから少し熊本市街地寄り、第二空港線沿いにある比較的新しいお店ですが、はためいている幟によれば『熊本ラーメン原点の味』を標榜しているようです。
お店近くの『益城熊本インター口』バス停から福岡への高速バスに乗車するため、職場から歩いての訪問になりましたが、2月下旬というのに暖冬のせいかたっぷり汗をかいてしまい、スーツの上着を脱いで着席してもなかなか汗がひきません。こういう時のネクタイ姿はうらめしいばかり…。
外観も店内は木目調というか、いわゆる“民芸調”のデザインらしく、特に外観は何だか阿蘇郡小国町あたりの蕎麦屋のようでもありますが、ここはラーメン屋さんでございます(^^;。空腹ゆえにちょっと高いかな~と思ったものの、チャーシュー麺を注文して店内撮影の了解をいただきながら見廻せば、『熊本ラーメン原点の味』を掲げる意味がわかってきました。
店内ポスターによれば確か、『現在もある熊本の某有名ラーメン店』で修業していた、劉さんという方のレシピや思いを、スープだけではなく麺まで忠実に再現しているのだそうです。
そりゃ価格高めでも期待かな~…と、運ばれて来るチャーシュー麺を楽しみに待ちました。そしていよいよ…
登場したのはやや小さめかつ深めの丼に入った麺。スープは見事に白濁して焦がしニンニクの色がついた油が浮かんでいます。麺は熊本ラーメンの白いものとは違って、やや細めで黄色味がかったストレート系。原料の小麦粉にこだわっているらしいのですが、惜しいことには茹で方が柔らかめ。硬めで注文すれば麺の評価は★1つ増えたかもしれません。
トッピングは半熟卵が半分に刻みキクラゲ、刻みネギ。変わったところでは焼き海苔が入ります。熊本ラーメンに焼き海苔は少数派なのですが。おっともちろんチャーシューも、ですが、チャーシューは小さく薄切りで目立たない感じ。枚数はそこそこあるのですが、普通のラーメンとの差額が200円あるこのお値段なら、もっともっとボリューム感が欲しいところで、少々期待が外れてしまいました。
スープは自信作だけあってトンコツのコクがある感じ。コッテリ系に多い豚頭を煮込んだタイプでしょうか。ちなみに劉さんは、熊本のラーメンにニンニクを入れた元祖だそうですが、実際のところはどうなんでしょうか。
ところで、小さく深めの丼の形状はレンゲと合わず、濁ったスープの下にあるチャーシューもすくいにくいのです。自信のスープはぜひ飲み干して欲しいという気持ちの現われなのでしょうか??
項目ごとの評価がかなりバラつきましたが、総合は★3つになりました。
所在地住所:熊本市東区桜木6丁目4-1
電話 番号:096-331-1033
営業 時間:11:00~21:30
店 休 日:無休
サ イ ト:なし
2009年2月25日水曜日
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