「麺商人らーめん」 600円
価格の満足度:★★★★★
麺の満足度 :★★★★★
スープ満足度:★★★★★
具の満足度 :★★★☆☆
総合 :★★★★★
『王ちゃん亭』を後にして、本来の目的地『麺商人』へ向かいます。2009年11月末オープンのこのお店、地図検索でヒットしてリサーチするほどに気になりはじめたので、県庁に私用があったついでに歩いて遠征することにし、競輪場近くの道を水前寺公園を目指して歩きはじめます。
熊本を初めて訪れた半世紀近く前に足を運んだ記憶がまだ鮮明に残る、水前寺公園入口前の土産物店街を横目に見ながら南下して電車通りを横切り、江津湖への道を300メートルほど進むと、交差点に面したビル1階に焼き鳥居酒屋があり、『ラーメン』と染め抜かれた幟も見えてきました。
《以下2013年1月7日の記事から引用:改行位置は変更》 『心』という字を、デザイナーの方が“昇り龍”に見立てて飾り文字にしてくださいました(中略)店長がまだ独身の頃に、とある方から頂いた御言葉でいつも店長の念頭においている言葉だそうです。“一杯のラーメンに、心で生きる『魂』を込めて…”この言葉は、そんな一杯のラーメンに対する店長の想いが込められたものなんですね~ と同時に、自分の手で造るラーメンを食べてくださる全てのお客様への想い、“お客様との約束”であると考えているそうなんです~《引用終わり》
3分ほどで『麺商人らーめん』がやってきました。まずスープ。滑らかでコクがあり、コラーゲン感たっぷりでありつつ、後にベタつかないスッキリとした感じ、変な甘みの後引きもなくてこれはいいです!若いオーナーの店にありがちな強めの塩分で欠点を隠すようなことも全くなく、麺の風味を引き立てる完成度の高いスープは、文句なし★5つ。
続いて麺。熊本のラーメンとは少しタイプが違って、かん水が多めなのか卵つなぎなのか黄色がかって少し縮れも入った中太麺は、硬めでしっかりとしたコシと食感も感じられて、おお~っ!一番好みのタイプではないですか(^O^)。やはりコシがヘタッた麺は苦手で、こういう麺を食したいと私は思っています。ちなみに、メニューに書かれた何かの文字には上貼りがされ『申し訳ございません。麺の茹で加減は受けておりません。』としっかり目立つように手書き文字が書き加えられていて、この硬めの麺はオーナーのポリシーなのでしょう。断固支持の★5つ。
全体としては、完成度が高い要素をバランスよくまとめ、個性を感じる麺もいい感じであること、細部まで行き届いたオーナーの目配りが醸し出すラーメン店離れした雰囲気や洗練されたセンスは抜群で、トータル★5つの満点です。『大将軍』といい、市内中心部から少し離れたところに、いい味があるものです。
外壁に貼られている駐車場案内図によると、お店前の交差点を対角線に渡った角にある学習塾の東隣に5台停められるスペースがあるそうですが、徒歩での訪問ですから場所は確認していませんし、ストリートビューはまだ開店前の2008年の画像なので(2013年2月現在)、こちらでも確認できませんでした。
所在地住所:熊本市中央区出水3丁目4-18
電話 番号:096-364-6377
営業 時間:11:30~14:30、18:00~20:30
店 休 日:不定休(休む場合は日・祝が基本)
サ イ ト:http://ameblo.jp/miyuco-house/ (オーナー奥様のブログ『熊本ラーメン~麺商人~のヨメ日記♪』:営業案内を頻繁に掲載)オーナーもブログをお持ちですが、お店の情報はあまり掲載されずプライベート仕様のようです。
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