「塩らーめん」 650円
価格の満足度:★★★☆☆
麺の満足度 :★★★☆☆
スープ満足度:★★☆☆☆
具の満足度 :★★★★☆
総合 :★★★☆☆
2012年夏の九州北部豪雨で氾濫し、熊本市内の一部に大きな被害を出した白川にかかる大甲橋を南岸に渡って、電車通りの南西側が九品寺。熊本大学病院との間に、シティリゾートでもビジネスでもない例のホテル群(^^;が立ち並んでいますが、元来は静かな住宅街と商業地域だったはず。そんなエリアの一角で静かに営業しているのが『てしお』です。
5分ほど後、トレイがわりの陶製皿に載った『塩らーめん』が、店員さんからカウンター越しに手渡されました。その際にトッピングの説明が小声であったようですが、男性の低い声ということも手伝ってか聞き取れませんでしたが。スープは豚骨ではない塩味なので澄んだコンソメのような感じ。そのスープの中にはっきり見える麺は縮れが入った細麺。そしてお品書きに『チャーシュー』と書かれていた一片は、何と皮がついた鶏肉。「う~ん?チャーシューって豚肉でなくてはならないんじゃ・・・?」と思いつつ食べ始めました。
透明なそのスープは鶏ベースなのでしょう。澄んだ感じの塩味ですが、コンソメ系苦手の私の味覚には深みやコク不足と感じるうえに、インスタントラーメン原体験を思い出して、ついチープに感じてしまいます。鶏ベースのスープなら寄せ鍋のように野菜ダシとのコラボ感がある方が好みです。味づくりの努力に敬意は表しつつ、申し訳なくも私の好みではスープ★2つ。
麺は縮れ細麺の外観に、このスープで一歩間違うとまるで某チキンラーメン的なインスタント感が出てしまうのではと危惧したのですが、しっかりした歯ざわりを食べ終えるまでシコシコ残す粘りコシ。すぐにのびてコシがヘタることはなく、麺の水準は高そうですが、嗚呼細麺を如何せん、どうしても好きになりきれず★3つ。
好みがはっきり分かれるラーメンだと思います。私にとっては頑張って総合★3つですが、非豚骨系の新風を吹き込む斬新な味、という評価もありうるでしょう。あっさり鶏ベース塩味のスープと細麺さえ好きになれれば、ハマる方も出てくるラーメンかもしれません。
(2013/3/10追記:姉妹店は『てしお尚絅校前店』:中央区九品寺2丁目7-11 と判明)
お店のサイトには営業情報が日々掲載されており、時には『てしおの日』というサービスデーのお知らせが載っているようなので、事前にチェックするとお得かも。但し『ブログ』ではなく『ニュース』の方に掲載されています。
所在地住所:熊本市中央区九品寺1丁目5-41 キャナルハウス101
電話 番号:096-363-0071
営業 時間:11:30~15:00、17:00~22:00(金・土は18:00~24:00)
店 休 日:第2・第4月曜
サ イ ト:http://tesio-japan.jp/ , https://twitter.com/kuhonji_tesio
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