2008年5月9日金曜日

【移転】熊本市中央区・こだいこ・中盛ラーメン

こだいこ・中盛ラーメン= こだいこ =

 中盛ラーメン
 (あっさり) 750円


 価格の満足度:★★☆☆☆
 麺の満足度 :★★★★☆
 スープ満足度:★★★★★
 具の満足度 :★★★☆☆
 総合    :★★★★☆
 こだいこ・店への入口 註:すべて移転前に撮影しているので、現店舗の画像ではありません。
 熊本市内で一番夜が賑わう繁華街の一角、ビルの奥まったところにある老舗です。隣は花屋さんですが、こういう場所にあるお店ですから、スナックのママやお気に入りの娘さんにプレゼント持参で行く花を買う方が上得意様なのでしょう(^^)。(この段落は移転前のロケーションについての記述です)

こだいこ・外観 『こだいこ』という店があることは知っていたものの、場所は知らなかったのですが、日頃はあまり足を運ばないエリアとはいえ、何度か歩いている道沿いに看板を発見しました。無意識に歩いていると、見ているようで見ていないもの(^^;。ビル1階の奥まったところにあるドア上には、『元祖熊本ラーメン』と記されていて、そんじょそこらのお店とはわけが違うぞ!というプライドが感じられます。

こだいこ・店内壁面の色紙 お店の中はレトロな感じで、壁にはサイン入りの色紙がビッシリと張り巡らされています。中にはかなり年季が入った色のものもあり、歴史を感じさせてくれるお店です。壁のメニューは無塗装のトタン板に黒い手書き文字風のフォントを印刷してあり、なかなか手が込んだものです。

こだいこ・店内壁面のトタン板メニュー ラーメンにはいろいろな種類がありますが、基本の「こだいこラーメン」は盛りの量と『あっさり』『こってり』2種類のスーブの組み合わせができるようなので、中盛のあっさり味を注文しました。

こだいこ・お店の歴史解説 テーブルに置かれたメニューの表紙には、このお店の歴史が紹介されています。1954年、久留米ラーメンをベースに熊本ラーメンを作り出して熊本県・玉名市に出店したそうな。その後1957年、この地に進出して以来、頑固親父がずっと仕込みをしているとのこと。なるほど『元祖』を名乗るだけのことはあります。

 その頑固親父のラーメン、麺はストレート系の細麺ですがしっかりとしてコシを感じます。つなぎに卵を使っているそうなので、細い麺でありながらモソッとした感じではなくツルッとしているのでしょう。これが太麺だったら大好きなんだけどなぁ…。

こだいこ・メニュー スープは3日がかりで作るそうで豚の頭だけのトンコツベース。そこに味噌が入ったような褐色のスープは実にコクがあっておいしく、細い麺を力強くサポートしてくれるといった感じです。

こだいこ・店内お昼時の風景 トッピングはチャーシュー2枚、刻みキクラゲ、刻み青ネギとシンプルで、お値段としてはやや物足りない感じがしましたが、長浜や久留米のラーメンは、味付け卵が載らないのが普通ですから、このくらいが標準と思った方がいいのかも。手間ひまかけている分でしょうか、お値段高めで総合★5ついきたいところ、1つ減で★4つ。

所在地の住所:熊本市中央区花畑町10-4(お店のfacebookページによる。地図情報では花畑町10-8の位置あたりにあるはず)
訪店時の住所:熊本市花畑町13-11 パワーズビル1F
電話 番号:096-352-2058
営業 時間:日~木曜      11:30~翌 5:00
     :金・土・祝祭の前日 11:30~翌 6:00
店 休 日:不定休
サ イ ト:https://twitter.com/kodaikoramenn

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