![九龍・「ラーメン」 九龍・「ラーメン」](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi8rvTZ40fR1NNlu9KQmvCLZxrVSZUaTLRtJfzApJna_xmS2AL1QuBwm-duwBMC80enHyc5sJHBIP0o6XYBO0oIzlHNxRO41XE0cGD0RomXYsv_bj7l6CidQQL1AVjdc1f_eB5cGvkRlrlK/)
= 九龍 =
「ラーメン」
640円
価格の満足度:★★★☆☆
麺の満足度 :★★★★☆
スープ満足度:★★☆☆☆
具の満足度 :★★☆☆☆
総合 :★★☆☆☆
新年最初の週は、いつもと違う場所で仕事をすることになったので、ふだんはなかなか通えないエリアのラーメンを狙うことにしました。熊本市東区から南区にはあちこち未訪問店がありながら、5年近く前にしばらく東町方面に通勤していた当時を最後に、このエリアで平日のお昼時にラーメン店に足を運べなくなっていたので。
![九龍・お店の外観 九龍・お店の外観](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi9GvB1WPU922Wfg-6JHvV4acEzXlgkWEeHEsGsivCQomHJt8ghpGzB4srEvtLvTUaUwRsNJGm22Job1aJD44fs1b4tgPdAj6D7ycndj6aBpbtNKDRtiCT4tc__GpWpN4pGd8VnCd_GcX9K/)
事前リサーチでは、県庁前から第二空港線へ向かう県道沿いの東パイパス近くにラーメン店が二軒。一方は京都白川発祥の超有名全国チェーン店なのでパスして、もう一軒の方が今回訪問した『九龍』です。昼休みの時間帯ですが晴天ながら寒風が吹きすさび、寒くてたまりません。それでも仕事場から歩いて10分ほどで到着。お昼時で混雑しているか心配だったのですが、ちょうどお店の前まで到着した頃、店内から6名のグループが出てきたのでどうやら席の心配はなさそうです。
![九龍・券売機 九龍・券売機](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhimVQNnApOkpOSTUwn69NYAHg1p9-RDmyYIFek7pdT5kuZvcSN8ZAWHIfotkL8X5AIzu3sQDCz2naH0kCQHlClRLy_CK0yLpiRoieM4miAHkD7UIXWT__oF-AspRA2vj4FQSr7MdBNgsLp/)
お店は黒と白の外壁を基調にアクセントとして赤を配した、結構目立つ外観です。最近開店するラーメン店って、こういう色使いがわりと多い気がしますが、気のせいでしょうか。外壁には「濃厚豚骨」「こってりは好きですか?」と看板が出されていて、興味をそそられす。さて、と・・・入店。店内には、テーブル3卓8席と厨房側カウンター3席+窓側カウンター5席、それほど収容人員は多くありません。先客は6人。陣取る席を探していると、「そちらでチケットをどうぞ」と、店員さんが声をかけてくれました。振り向けば入口横に券売機。
押しボタンにセットされた品名をスキャニングすると、ここのお店も最近の定番『つけ麺』もウリにしているらしいのですが、正攻法でシンプルな『ラーメン』のボタンを押しました。ラーメンには、プラス180円の『肉増しラーメン』とプラス160円の『野菜増しラーメン』が別メニューになってます。その他に『つけ麺』4種と『油そば』。トッピングのオプションでチャーシュー、煮卵、ネギをそれぞれ別料金で追加できるようですが、追加しませんでした。ご飯か炒飯と餃子を組み合わせてセットにもできるようですが炭水化物多過ぎ(^^;なのでパス。・・とか言いつつ、しっかり替玉(100円)しましたが・・。
![九龍・店内 九龍・店内](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgvS0Cg0aksfLQ69bDcGyYrdrvYjSiIFhPVOWpZDqkqc1zpEF5w2lKXXSEHmYQJpmBMqHfS8YxTGEY_W6suW3J1rzWC0O55x-pmmtGL_5F7BB83BWs5xPF0XTOUu5s0BR2c-yoEpiUsmOSV/)
窓際カウンター端の席に陣取ってチケットを店員さんに渡すと、「こってりとあっさり、どちらにされますか?」と問われたので、ここは絶対にウリの濃厚豚骨を試すというものでしょう。「こってりで。」とお願いしました。店内を見回すと、壁には夥しい数の色紙が貼られています。よく見るとその大半は、『激辛つけ麺』を完食したチャレンジャーたちのもの。地元民放TV局情報番組のレポーターたちの色紙とは別の区画に貼り出され、その数42枚(2015年1月8日12時20分現在)。
![九龍・ 激辛つけ麺挑戦者求む! 九龍・ 激辛つけ麺挑戦者求む!](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgIkbLA0B151hALkqN6PfC2xwM9wg13sFRh_cW6lqtguT7nMrya47Y6h2clZu5t9vW_LhzgTEQlJCnw0aVfuA1VUXlsdodH7HG5lyprhzUlV7iWGVAX83qzS03NMkLIZdCdJ3PnsqH3jFcU/)
『激辛つけ麺』は(辛さ)熊本No1を謳い、完食者には次回の来店時に一品サービスだそうですが、その旨を知らせるポスターと並んで「体に異常が出ても当店では一切責任を負いかねます」と注意書きが・・。これは心して自己責任で食べねばならない・・のでしょう。カウンター席の並びにいる男性3人連れがどうやら『つけ麺』を食べている様子ですが、辛さに耐えながら “なじり食い”の様相、かなり汗も流している様子なので、辛さは不明ながらも実に辛そうです。メニューを見ると、辛くない『つけ麺』から始まり『ちょい辛つけ麺』『大辛つけ麺』『激辛つけ麺』まで、辛さが4段階でエスカレートしてゆく(?)ようでした。
少し待ち時間があってラーメンが運ばれてきました。これまた最近のお約束のようにステンレスの盆に載っています。まず驚いたのは、スープの粘り気。葛湯か何かのようなトロッとした外観です。レンゲで一掬いして口へ運ぶと、「うわっ・・」。濃厚を自負するだけあってコラーゲン感たっぷり。これだけで濃厚感は十分過ぎるくらいです。塩分はそれほど濃くありません。麺はかなり細麺ながらもコシはシャキッとして、なかなかの出来栄え。ただ、この濃厚すぎるスープは、3口ほど食べたところでクドさを感じ始め、替玉をする頃には“もたれ”感発生。
![九龍・窓に貼られたメニュー 九龍・窓に貼られたメニュー](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhgPvzQ03OVYWdoW9kWD4n-pqgLcd-_v85xRbSRaVGrscUdThIiIe1En2cwp_i34A2O3uFP4G9vSK4gEWUNpsxUJBf3FKrDAiBr_jnNjayHyiKRY89xYls1oUDEv8kAsP8NsGJ9X3iUnC2R/)
それでも、皿で供された替玉の茹で湯がスープを少し薄めてくれただけでなく、ラーメンらしい麺の香り(これが大好き!)も“味変”効果の救いの手を差し伸べてくれました。毎度ながら、細麺ではなく隣席で苦戦中の『つけ麺』のまるでうどんのように見える太麺を味わいたいなぁ・・と思いつつ、麺はやや苦手の細麺としてはいい感じの★4つです。一方で、ストライクゾーンがあっさり系にシフトしたオジさんの味覚には、このスープはエイリアン・・★2つ。ノーマル系熊本豚骨ラーメンの白いスープが懐かしか~・・。ただ、通常の倍量の豚骨を3日間煮込んだというスープには、必ずやハマる若者たちが多数いると思います。これぞ好み!という方がいてもおかしくない、手間のかかったスープであることは確か。
トッピングのチャーシューは、ハッキリ言って物足りません。市販の薄切りベーコンくらいのボリュームが1枚だけ。厚み2ミリくらいでしょうか。炙りが入って香ばしいのはいいですが、替玉投入まで食べずに温存するとは、なんだか寂しい(;_;)です。その他、刻みキクラゲと刻みネギ。煮卵はデフォルトでは入ってません。トッピングも★2つ。麺の良さはいいと思いますが、濃厚が過ぎるスープは好みがはっきり分かれそうで、私の胃袋は久々に悲鳴を上げてしまい、総合は★2つになりました。
所在地住所:熊本市東区健軍1丁目28-1
電話 番号:096-285-4030
営業 時間:平日11:30~14:45、18:00~22:30 日・祝日11:30~22:30
店 休 日:火曜
サ イ ト:なし
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