らーめん 530円
価格の満足度:★★★★★
麺の満足度 :★★☆☆☆
スープ満足度:★★★☆☆
具の満足度 :★★★★☆
総合 :★★★☆☆
藤崎八旙宮の鳥居から国道3号線を北上した、浄行寺交差点のやや手前のラーメン屋さんの看板が、以前から気になっていました。地元の麺好きの人たちの口からも名前を聞いたことがないお店ながら、その看板には堂々と『元祖 熊本ラーメン』と書かれているのです。毎日市街地へ通うバスの窓からいつも見えるので、いつか味を確かめてみようと思っていたので、近くのカバン修理店に用事があったついでに、立ち寄ってみることにしました。
![松葉軒・外観](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjHV_hDRSS-mvdMNo1MfluHAqD7AIxxLM_JQJ9Vk1w5TW22KItsfKQzb_yyxhUnB2dZy6yQ_yUKzQ4oKQg17cZW0TJdeDLnT1i0ZBYDIuxhPGDGo2CvTAjVv22lmTE7WpIGwFtL4t6_2L6Q/s144/%E6%9D%BE%E8%91%89%E8%BB%92%E5%A4%96%E4%BF%AE%E6%AD%A3.jpg)
古い木造の店内は、いかにも年季を感じさせてくれる大衆食堂風。なんだか沖縄の食堂のような懐かしい雰囲気も漂ってきます。
品数は多く定食類もあり、変わったところでは『ギョーザ入りラーメン』もありましたが、昼の2杯目ですからシンプルな『らーめん』にしました。テーブル上のメニューには、わざわざ『普通の』と形容した『普通のラーメン』と書かれていました(^^;
![松葉軒・壁のメニュー](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhWqsRUc9hi4f2pC2rqYxg5GiBJJDr4L5_tTsRpfqijz7EIrciirhIKjWDIL4bnDUF3K4pRXv_ZpDGU85WZAcLcGNyakIlriwcgh7-MzCfbBBI4Nlg84Cc_C4L_T9J0FTifCl5OXgo6JSgN/s144/%E6%9D%BE%E8%91%89%E8%BB%92%E5%A3%81%E6%9C%AD.jpg)
ようやく運ばれてきた『らーめん』のスープをまず一口。豚骨ベースの白褐色に濁ったスープは、やや調味料的な風味が混じるものの、ある程度のコクは感じられるます。コッテリとした感じではなくサラリとした感じでしょうか。かといって大雅ラーメンのようなまろやかさで勝負するタイプでもないようです。食後には、やや後残りがするようです。
![松葉軒・厨房](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg97L21UPNoYfmc4RnwOfWTcFM5DmVLric4Ms1p_upj0tl-Yb9yxSxi3EmuLGUh93481i-oGuCdvRnVgskrcy9Hu2kGRYhQ7Kzor_QQup0tm1LFSqtqkJhreRUV-3l8usWuvb9dEpiA13CK/s144/%E6%9D%BE%E8%91%89%E8%BB%92%E5%8E%A8%E6%88%BF.jpg)
トッピングは、チャーシューというより豚バラ肉の薄切りを煮たような感じのものが5片で、このお値段としては量的な満足感があります。但し味はもう少し深みが欲しいと感じました。それから刻みキクラゲに焼き海苔1枚、刻みネギが散らしてあります。焦がしニンニクとスリゴマを、後からお好みで加えることができるよう、別容器に出てきます。ゴマはプラスチックのゴマスリ器を自分で回すのですが、口は蓋で閉まっているので、蓋を外すのを忘れないように(^^;
さて、これが元祖の熊本ラーメンだとすれば、現在の熊本ラーメンはずいぶん異なった方向で花開いている感じがします。あるいは、松葉軒の熊本ラーメンは別系統と考えた方がいいのかもしれません。これはこれでおいしいながらも、麺のコシが弱めなのとスープの後残りが気になって、総合は★3つでした。
530円というお値段はとてもリーズナブルで、うれしいです。
所在地住所:熊本市中央区妙体寺町5-14
電話 番号:096-343-7767
営業 時間:11:00~23:00
店 休 日:無休?
サ イ ト:なし