中華そば
(玉子乗せ) 600円
価格の満足度:★★★★☆
麺の満足度 :★★★★☆
スープ満足度:★★★★☆
具の満足度 :★★★★★
総合 :★★★★☆
関東方面が本拠の『ちりめん亭』の熊本のお店です。下通りのダイエー角から西に曲がって少し進んだ飲食店街の並びにあります。中心部のラーメン屋さんの中としては異色の、醤油ベースの『中華そば』にほぼ特化したお店です。
11時半の開店直後で、まだお客さんは誰もいません。カウンターのオーナーに写真撮影のお許しをいただいたのをきっかけに、食事中もずっとおしゃべりを楽しむことができました。
沖縄仕立てのかりゆしウェアを着てリュック姿だったので、旅行者だと思ったらしく、「どこがスタートですか?」と尋ねられ、ついつい沖縄そばの話まで入り込んでしまいました(^^;。
『そば』の文字の扱いひとつを取っても、東京で定着した呼び方はOK、地方のはダメっていう、やっぱり東京中心の考え方なんだろうか…と、ふと思ったりしたのでしたが。
さて、原点の醤油味のスープは、鶏ガラのダシがベースで、魚系のダシは入らないようです。『ちりめん亭』は『モスバーガー』が子会社を作ってチェーン展開をしており、スープもどこかの工場で一括して製造されるのだそうです。ただ、こちら熊本の『ちりめん亭』のオーナーは、東京の本部標準(?)よりも薄めのスープにしているそうです。
さてそのスープは、塩分ほどほどの濃さでバッチリ、とても懐かしい風味です。ただ、本部工場一括製造なだけに、個性的というタイプではなく無難にまとまったものでした。お話しでは、ラーメンのチェーン店でもお店によって味が違うということは、普通にあるようです。そういう事例では有名な沖縄そばの『我部祖河食堂』を、つい思い出しました(^^;。スープが食後口にまとわりついて感じはなく、スッキリと切れてゆきます。本当はそれで十分なんですが、どうしても醤油ベースの味はもう少し深みが欲しいな、と感じてしまうのでした。
トッピングはやや小さめのチャーシュー2片に、メンマが4本に、焼き海苔1枚と刻み白ネギ、が500円中華そばの標準で。ここに+100円のオプションで、半身の半熟玉子が2つつまり玉子1個分が乗ります。トッピングはお値打ち感があります。
コッテリ系トンコツラーメンの牙城である熊本に乗り込んで、なかなか見事な味は、総合で★4つになりました。
所在地住所:熊本市中央区下通1丁目4-5
電話 番号:096-324-8868
営業 時間:11:30~14:00、18:00~翌 2:00
店 休 日:なし
サ イ ト:http://www.tomos.co.jp/shop/2219.html
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