
「太肉八角麺」
1000円
価格の満足度:★★☆☆☆
麺の満足度 :★☆☆☆☆
スープ満足度:★★★★☆
具の満足度 :★★★★★
総合 :★★★☆☆
新しいラーメンのお店が九品寺の『てしお』の近くで開店1年を迎えたと、地元版のタウン紙に割引クーポン付きで紹介されていたので、熊本ラーメンではなさそうですが、足を運んでみることに。割引クーポンの記事に定休日不定と書かれていたので、平日で仕事が休みの火曜日を狙い往復3時間の遠足つきで挑みました。
10月下旬というのに、強烈な日差しに加えてこの日の最高気温は28.4度。まるで夏のような気候で、市街地に入る頃には汗びっしょりで、熱々のラーメンを食べるどころではなくなってしまったので、白川沿いの遊歩道の木陰に石のベンチを見つけてクールダウンすること20分。客が多いはずの昼休み時間帯の終わり近い頃、ちょうど汗がひいたところで川沿いの遊歩道を進み、通称『電車通り』の大甲橋下をくぐって岸を上がると、そこは九品寺ラブホテル街の一角。電車通りに面したエリアはNTT関連会社の大きなビルですが、一歩路地を入るとどこか妖しい雰囲気のビルが並びます。

ドアを開けた店内は、まだ開店1年余りなので真新しい感じが残っています。券売機はなさそうなので、7席とも空いていたカウンター席へ。テーブルは12席あるようで、先客三人組と二人組に、目の前でお店に入った三人組がそれぞれグループに分かれても空席がありました。そのうち、先客の2グループは食べ終えたばかりだったようで、間もなくお店を出て行きました。


注文の時に辛さを指定します。マイルドから大辛まで4段階あって、普段は辛めの方をお願いするところですが、スープの味をしっかり確かめたいので、マイルドにしました。それに、この暑い日に必要以上に汗をかきたくありません。

赤褐色のスープはどこか赤味味噌的な色合いですが、やはり八角の独特の香りが漂ってきます。まず一口。ほほう、なかなかいい味わい。エキス系の濃縮ダシ調味料を使っている感じはせず、魚介系のあっさり感に近いような気がしました。辛さは確かに少ないのでじっくりスープを味わうと八角の香りがほのかに残ります。豚骨系とは違ったタイプなので、少々物足りない感じはありますが完成度は高く、★4つ(5つでもいいかな・・)

一枚が30~35gあるとメニューに書かれた太肉は三枚・・というより三片。なるほど、厚みが1センチ以上ありますが、箸で簡単にほぐれるまで調理されています。こちらは絶品レベル。ランチタイム食べ放題のライスは、これだけでお代わりができそうです。うまい!!満点★5つ。
要素ごとに大きく点数がばらつきましたが、お値段は絶対値として高め(1000円として評価)、スープとトッピングは美味しく麺は外した感じで、結局、総合は平均レベルで★3つくらいになってしまいます。麺が柔らかくても細くても大丈夫という方なら、とても美味しく味わえることでしょう。お値段がネックかなぁ、やっぱり。
所在地住所:熊本市中央区九品寺1丁目7-6 エンゼルハイム1F
電話 番号:096-363-8000
営業 時間:11:30~14:30、17:30~22:30(オーダーストップ)
店 休 日:不定
サ イ ト:なし